短期離職

入社1ヶ月で気づいた違和感、それでも辞めるまで1年かかった話

30代前半で、知人の仕事の元請けにあたる会社に就職し、約1年で退職した。

短期離職というと、辞めた理由や辞めたあとの話が中心になりがちだと思う。今回は少し違う角度で、違和感に気づいてから実際に辞めるまでの「間」について書いておきたい。

違和感は、入社1ヶ月ほどで芽生えていた

その会社は、コミュニティ運営を手がけている会社だった。知人からの仕事の元請けにあたる会社で、縁があって入社した。

働きはじめてすぐ、「放置気味だな」と感じるようになった。はっきり自覚したのは、入社後1ヶ月くらいのタイミングだったと思う。1年在籍して辞めた会社だということを考えると、かなり早い段階から違和感があったことになる。

「放置気味」の中身

「放置気味」と言っても、何か大きな事件があったわけではない。相談や報告をしても、反応が薄い。あるいは、返事そのものが返ってこない。そういう積み重ねだった。

このとき悩みを相談した相手は、社内の誰かではなく、この会社に就職する前から仕事をくれていた社外の知人だった。

それでも1年、辞めなかった

違和感は入社1ヶ月ほどで始まっていたのに、実際に退職を決めるまでは1年近くかかっている。

退職を決めたきっかけを聞かれたら、こう答えると思う。

「積み重なった感じ」

単発の決定的な出来事があったわけではない。「これがあったから辞めた」と一言で説明できる話ではなく、小さな違和感が積み重なって、ある時点で辞めるという判断に変わった。そういう辞め方だった。

辞めると伝えてから、実際に辞めるまで約3ヶ月

退職を伝えてから実際に辞めるまでには、約3ヶ月かかった。一般的な引き継ぎ期間よりは長い方だと思う。

理由は単純で、引き継ぎ相手がいなかったからだ。誰かに仕事を渡して終わり、という形にはならず、時間をかけて整理していく必要があった。

知人の紹介だったのに、気まずさは無かった

知人経由で入った会社だったので、辞めるときに気まずくなるのではないかと思う人もいるかもしれない。実際にはそうならなかった。

理由ははっきりしていて、辞めることを事前にその知人に相談していたからだ。会社に伝える前に、まず知人に話をしていた。それがあったので、辞めづらさは特に感じなかった。

1年で得たのは、前向きな学びではなかった

この1年間で何を得たかと聞かれたとき、前向きな学びのような答えは出てこない。出てくるのは、もっと地味な自己理解だった。

「仕事に対して熱量が少ない人が多かったので、自分にはあまり合わなかったなと(思った)」

無理に成長物語にする気はない。得たものというより、「合う・合わない」がはっきりした、というのが実感に近い。短期離職というひとまとまりの言葉の中に、こういう「間」があったことを、記録として残しておく。


免責事項 この記事は、一人の個人の体験にもとづく記録です。同じ状況にある方すべてに当てはまるものではなく、一般化を意図したものでもありません。特定の会社や働き方を推奨するもの、あるいは避けるべきだと断定するものでもありません。判断にあたっては、ご自身の状況に照らしてご検討ください。

著者: こはる

書いている人

こはる。30代前半。営業事務をしながら、これまでの転職と、その間の空白の時期のことを書いています。

この記事は運営者本人の経験にもとづく記録です。効果や結果を保証するものではなく、状況は人によって異なります。内容に誤りがあると分かった場合は、直したうえでその旨を記します。ご意見・ご指摘はお問い合わせからお送りください。